第6日:5W1H  




 さあ、いよいよ最終コ−ナ−です。
 表現の練習は今日が最後。疑問形や否定形がメインテ−マです。

 基本的な会話の、まあ4分の3くらいは、今日までの表現さえしっかりマスタ−しておけば何とかなるはずです。
 これまでの単語も使って、各自いろいろ練習してみて下さいね。


 

 昨日の(171)で出てきた「さようなら」のもう一つの形。
 (171)はいく人を送る言葉ですが、こちらは見送る側のセリフです。

 (196)アンニョンイ ゲセヨ:さようなら

 韓国のお客さんが日本に来て、見送りに成田か関空か八丈島空港にいるとしましょう。
 そこに住んでるみなさんが言うあいさつは「アンニョイ カセヨ」(安寧に 行って下さい)。
 で、彼もしくは彼女は「アンニョイ ゲセヨ」(安寧に いらしゃって下さい)って言います。

 「ゲセヨ」っていうのは3日目に出てきた「イッスムニダ」(います:「イッソヨ」も同じ意味)の尊敬表現なんですね。 

 もう一つ例をあげてみましょう。

 

 (197)〜シ ケ−シムニカ?:〜さん、いらっしゃいますか?

 訪問の時や電話の時に、よく使う表現ですね。

 じゃ、次に電話のかけかたを練習しましょう。

 

 (198)ヨボセヨ:もしもし  (199)チョヌン 〜(イ))ラゴハムニダ:私は〜と申します。

 で、次に(197)〜シ ケ−シムニカ?  で、いい訳ですね。


 (199)は自己紹介の時にも使えますが、その際には、前に「アンニョンハセヨ?」だとか、もしくは
 

 (200)チョウム プゥエッケッスムニダ:初めまして をつけるといいですね。


 決まり文句をあと2つやっておきましょう。


 

 (201)ミアンハムニダ:ごめんなさい  ミアンは「未安」ですね。 「ミアネヨ−」とも言います。
 (202)クェンチャナヨ:構わないですよ、気にしないで下さい  「クェンチャンスムニダ」も同じ意味。親しい相手には「クェンチャナ−」(いいよ)もよく使います。



 じゃ、今日の本題、5W1Hに行きましょう。

 

 (203)オンジェ:いつ

  オンジェ イルボネ(イルボン エ) ワッスムニカ?:いつ日本にきましたか?

  以下も含め、使い方は日本語と同じです。


 

 (204)オディ:どこ 「オディエ」は「どこに」、「オディエソ」は「どこで」。昨日の助詞はマスタ−できていますか?

 チハッチョル ヨグン(ヨク + ヌン) オディ イムニカ?:地下鉄駅はどこですか?
 チョギ イムニダ:あそこです。   ヨギ:ここ コギ:そこ チョギ:あそこ  ついでに覚えちゃって下さい。


 

 (205)ヌグ:誰
     じゃ、「誰が」は?  上の「ヌグガ」でも多分通じるとは思いますが、「ヌガ」って短縮形の方がよく使いますので、こっちを覚えて下さい   

 チョサラムン ヌグ イシムニカ?:あの人は誰でいらっしゃいますか? 
 ヤマモトリンダシ イムニダ:山本リンダさんです


 

 これは1日目に出てきましたね。ムオッ:何 ですね。ムオッにウルがつくと、意味は「何を」、読みは「ムオスル」。
 もう一つ1日目に出てきたのは? そうです。ウェ:なぜ? でしたね。 

 ムオスル(ムオッ + ウル) マシムニカ?:何を飲みますか?
 ウェ イルボネ(イルボン + エ) ワッスムニカ?:なぜ日本へ来ましたか?


 

 (206)オットケ:どうやって、どんなふうに

 オットケ カムニカ?:どうやって行きますか?


 ついでにあと2つ覚えましょう。
  

 (207)ミョッ:いくつ

 エイヌン(エイン + ウン) ミョッサル イムニカ?:恋人は何歳ですか?
 ヨルサル イムニダ:十歳です。

 チグム ミョッシ イムニカ?:今何時ですか?
 ヨドルシ サムシップン イムニダ:8時30分です。


 

 (208)オルマ:いくら、どのくらい

 オルマイムニカ?:いくらですか?

 チルチョンウォン イムニダ:7千ウォンです。


 

 (209)ネ−/アニヨ:はい/いいえ

 プラダ、イッスムニカ?(プラダありますか?)
 ネ−、ヨギ イッスムニダ(はい、ここにあります)
 オルマ イムニカ?(いくらですか?)
 オ−マン ウォン イムニダ。(5万ウォンです)  

 1円=10ウォンだから、韓国ってほんとに物価がやすいんですね!(偽物だってば)


 

 否定表現の作り方です。

 2つの方法がありますが、多分、こっちの方が簡単。

 (210)動詞語幹 + チ アンスムニダ:〜しません

 カヂ アンスムニダ:行きません   オヂ アンスムニダ:来ません   ハヂ アンスムニダ:しません   チャムガ ハヂ アンスムニダ:参加しません   トチャク ハヂ アンスムニダ:到着しません   キョロン ハヂ アンスムニダ:結婚しません

 ちなみに、今回はあまりやりませんでしたが、形容詞も同じ方法で否定できます

 イェップダ:きれいだ  イエップヂ アンスムニダ:きれいではありません

 「ダ」っていうのは動詞、形容詞の終止形につく
文字です
 イダ(だ)、カダ(行く)、オダ(来る)、ハダ(する) などなど。



 頭が混乱してきたところで、決まり文句を補足しておきましょう。

 

 (211)アンニョイ チュムセヨ:おやすみなさい   (212)スゴハショッスムニダ:お疲れさまでした
 (213)チョンマネヨ:どういたしまして   (214)チュッカハムニダ:おめでとうございます
  チュッカは「祝賀」ですね。

 

 あと2つ、覚えておくと便利な言葉を。

 

 (215)アラッソ:分った!
  「分りました」は「アラッスムニダ」、「アルタ」は「知る、分る」

 

 (216)チャムカンマン キダリセヨ:ちょっと待って下さい  チャムカン(暫間)マン(だけ)キダリ(キダリダ/待つ)セヨ(して下さい)


  

 さあ、最後の表現です。
 2つとも、とってもよく使います。

 (217)〜コ シプスムニダ:〜したいです

 「〜」には動詞の終止形が入ります。

 カゴ シプスムニダ(行きたいです)  モッコ シプスムニダ(食べたいです)  ハゴ シプスムニダ(したいです)

 イルボネ チョナ ハゴシプスムニダ:日本に電話したいです。

 ムォル マシゴ シプスムニカ?:何を飲みたいですか? 


 (218)〜イ/ガ ピリョハムニダ:〜が必要です
   ピリョは「必要」です。それと、パッチムがある時は「イ」、ない時は「ガ」でしたね。

 時間が必要です:シガニ(シカン + イ)ピリョハムニダ。


 本日はここまで。これまでの表現を使って、30個くらい、よく使いそうな文を作ってみて下さい。

 そろそろ簡単な辞書か単語帳があった方が便利かも知れませんね。簡単な手紙なら辞書を使えば、けっこう書けますよ。

 それじゃ。スゴハショスムニダ!!



  


  
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