第5日:バリェ−ションを増やそう 



 だいぶ、いろんな表現が出来るようになってきましたね。
 新しい表現がでてくるのはあと二日。
 これがマスタ−できれば、まあ、基本会話はだいたいバッチリだと思います。
 少なくとも、知らない人が見たら、「すげ-、こいつ結構できるじゃん」と思う筈ですよ。

 今日は「行く」という動詞を中心に、「と」「に」「で」の使い方を勉強します。




 (167)カムニダ 行きます  語幹は「カ」ですね。「ハ」(する)は連用形になったら「ヘ」になりましたが、この言葉は変化しません。簡単ですね。
 (168)はカッスムニダ 行きました。過去形です。
 (169)がオムニダ。来ます。で、(170)はその過去形で ワッスムニダ、来ました です。「ワッショイ」の語源ですね。


 で、韓国語の「さよなら」は何? 実は二つあるんですが、そこにとどまる人が、行く人を見送る場合は、

 
 (171)アンニョンイ カセヨ と言います。アンニョン は アンニョンハセヨ(今日は)でも使った 「安寧」ですね。で、カセヨ は「言ってください」って意味です。


  じゃ、次は「〜と」という言い方。大きく二つあるのですが、簡単なのは、
 

 (172)ハゴ という言い方です。後ろに「カッチ」(一緒に)って単語をつけることも多いです。


 じゃ、やってみましょう。

  

 (173)アボジ:お父さん  (174)」オモニ:お母さん
 (175)チング:友だち (176)エイン:恋人  (176)ソンベ:先輩  (177)フヘ:後輩

 「お前、そんな変なトコ、誰といったんや?」「ソンペ ハゴ(カプチ) カッスムニダ」(先輩と行きました)


 次も必須単語です。
 

 (179)〜エ:〜へ、に という意味です。使い方は全く日本語と一緒。おまけに「〜には」と言う時には「に」と「は」、つまり「エ」と「ヌン」を組み合わせばいい。「エヌン」(には)。何という簡単な言葉なんでしょうね。


 じゃ、どんどん使ってみましょう。

 

 (180)ソウル  (181)ハングク:韓国  (182)ファジャンシル:トイレ/化粧室と書きます 「化粧します」はファジャンハムニダ  (183)フェサ:会社

 トイレへ行きます:ファジャンシレ(ル+エ)カムニダ。

 父とソウルに行きました:アボジ ハゴ ソウル エ カッスムニダ。
 いいことありましたか??

 ハングク エヌン チングガ イッスムニダ:韓国には友だちがいます



 続いては、(184)エソ:〜(場所)で という単語です。〜(場所)から という時にも使えます。(179)同様、「〜では」は「エソヌン」でいけます。

 イルボン エソ ワッスムニダ:日本から来ました。
 フェサエソ イルル(イル/仕事 + ウル/仕事) ハムニダ:会社で仕事をします。  


 さあ、これが最後です。

 

 (185)〜ウロ/ロ:〜(手段)で、〜(方向)に  前がパッチムの時は「ウロ」を使います。

 

 (186)チャ:車  (187)テクシ:タクシ−  (188)ピヘンギ:飛行機  (189)チハッチョル:地下鉄  (190)ポス:バス  (191)チョンチャ:電車

 チハッチョルロ フェサエ カムニダ:地下鉄で会社に行きます。


 

 ついでに、次の単語も覚えちゃいましょう。

 (192)コロソ:歩いて  (193)チプ:家  (194)(195)トラガムニダ/トラオムニダ 

 父と母は歩いて帰って来ます:アボジ ハゴ オモニ ヌン コラソ トラガムニダ
 崔さんは今日も会社から、朝、歩いて家に帰りました:チェシ ヌン オヌルド フェサエソ コラソ チベ(ヂブ + エ) トラガッスムニダ。 


 じゃ、本日はここまで。よくできました。




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