第3日:スウェーデンからフィンランドへ

 (5)シリア・ライン(おすすめ度:★★★★★)

 船はあまり好きじゃないけれど、一度くらいはかじってみたかったのが豪華客船の旅。
 朝8時から、他の島にも寄る11時間の船旅にトライしました。
 なかなかに素晴らしかったです。
 イナズマ行程の中、丸一日、十分にリラックスでき楽しめました。

 船内にはレストランやバー、スーパーやショップ、シアターやちょっとセコいけどカジノ。
 あとはプールやサウナやキッズコーナーなど何でもあり。

 特に外の海を見ながらのサウナは最高!
 周りは皆、象さんみたいな大男だったけど(笑)。

 で、気になるお値段は、窓ありの一等を一人利用で9千円位。
 夜便で寝ていければ、なおさら経済的ですよねぇ。

 移動を楽しめるというのも、やはりヨーロッパならではだと思いました。

 
 (左:今日も時間ギリギリに駆け込む筆者 - シリア号のおかかえカメラマンが写した入場写真。
    千人以上の中で一人だけ走ってて、恥ずかしいので買ったんですが、フォ−ムはいいでしょ!)
 (中:シリア号) 
 (右:サウナについてるプ−ルとジャグジ−)



 (6)トゥルク(FIN おすすめ度:★★)


 トゥルクはスウェーデンとフィンランドの国境にある港町。
 文化的にはフィンランド以上にスウェーデンの影響が強いとも言われ、関西で言えば、兵庫県なのに06ナンバーの尼崎のような存在でしょうか?

 人口は17万でフィンランド第三の都市だというけど、白夜が暮れる22時位になると、もう誰も歩いてない(笑)。

 が、この街の文化度はなかなかのもので、お城や川が奇麗にライトアップされてるし、中心部にも結構、品があります。
 文化施設も多いし、僕が着いた前日まではかなり大きな音楽祭をやってたそうです。

 こういう街に出会うと、首都ばかり行ってたらホント駄目だなって気がしますよね。

 ヨーロッパ旅行の時はできれば、縁がありそうな地方都市を1つ2つは訪ねてみましょう。
 その国への15点の理解が、20点くらいになったような気はしますから。

 で、トゥルクで泊まったのは「シーサイドホテル」。
 港にあった倉庫をまるごと改造したもので、
フェリー港に隣接しているため市内には少し不便ですが、ここもまあまあ楽しめました。(8000円)

 欧米旅行の際には、事前予約やガイドブックに縛られないで、近い所で面白そうな所を探す方が幸せになれますね。

 
 (左:トゥルク城 右:シ−サイドホテル)


 本日の一句:
 トウルクにて 白夜10時となりにけり
 皆はおやすみ 空は夕焼け



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